未分類 家電回収制度について
2011年08月22日
おはようございます。
雨が続きますね。あの暑さがウソのように涼しいですね~。
今日は今朝の読売新聞で掲載されていた「家電45品目回収制度」についてです。
市町村で回収BOX等を置き、一般家庭から廃棄小型家電を回収しリサイクルを
行うとのこと・・ 埋め立てなどのゴミが減り良いことだとは思います。
でも、それはどういった業者が収集運搬をやるのでしょうか?
一般の産廃業者さん?それとも市町村で回収?
どちらにしても、ちゃんとその物の価値がわかっていないといけません。
新聞に廃棄小型家電の1kgあたりの価格が載っていましたが、なんでこんな単価?
きっと机上論でしか計算されてないのでしょうね。
我々の業界では携帯電話・パソコン以外はほとんど「雑品機械」扱いで
海外輸出になっていますよね。そうするとあんな単価はでないはずです。
実際すべての小型家電を解体することが出来たら、もしかしたら近い数字は
でるかもしれませんが金属相場もあるし、なんといっても解体コストを考えると
国内であの単価は厳しいかと・・・
それと、スクラップの価値があまりわからない業者さんが回収すると
せっかく国内でリサイクルされている携帯電話・パソコン(45品目には
入っていないかも)が、雑品機械として海外輸出になってしまうのではないかと
少し心配です。 でも基本的にはリサイクルを促進するという考えには賛同します。
環境省・市町村の方々にはリサイクルのプロの業者さんと話していただき
しっかりとした形を作っていただきたいと思います。
せっかくの日本の都市鉱山ですからね!
2011年8月22日 | コメント/トラックバック(0)